京都マラソン2019走りました

先日行われた京都マラソンに参加しました。

結果からいうと、3時間46分台。 目標としては40分から45分あたりを目指していたので、ちょっと届きませんでした。ただ、自己ベストを更新することができたので、そこは成長したところだと素直に喜ぼうと思います。

作戦

今回の目標を設定するに当たって考えたことはこんな感じです。

まずは、2年前に同じ京都マラソンで出した3時間55分くらいの記録を基準にしました。これはそれまでの自己ベストであると同時に最も新しい記録でもあります。 このタイムと当時と直近の練習ペースの比較から計算してみます。直近の方が概ね1kmあたり15〜20秒ほど速く走れていたので、単純計算だと10〜14分ほど短縮できて3時間41~45分という感じ。

では、ハーフマラソンのタイムから計算もしてみます。 12月にリハーサルのつもりでハーフマラソンの大会に参加しました。その時のタイムが1時間44分ほどでした。ハーフのタイムからフルのタイムを予測する方法としていくつかのパターンがありますが、結果はばらつきがあって3時間35分~59分の間という感じです。

ということで3時間41~45分というのは結構妥当な感じです。

となると、実際にどのくらいのペースで走るかが重要になります。 イーブンペースで考えると1kmあたり5分14〜19秒で走る必要があります。

イーブンペースでもいいんですが、今回は小出監督も推奨しているネガティブスプリットを目指しました。 ネガティブスプリットは、簡単にいうと前半よりも後半を速く走るペース配分のことです。 実際に12月のハーフマラソンで試していい感じだったのでフルマラソンでも挑戦してみました。

ペース配分を計算するのはこのサイトを使いました。

マラソンペース計算ツール Marathon Pace Calculator こんな感じで配分ペースを指定したURLを残しておくこともできます。 https://run2die.net/cal/?m=2&5:25,5:25,5:25,5:25,5:15,5:15,5:10,5:10,5:00,5:00,

前半は渋滞しがちなので無理してペースを上げない、つまり我慢をする、という意味もあります。

実践

作戦は完璧のはずです。 いよいよスタート 天気は晴れ、気温は2月にしては高め。 京都マラソンでは不要な古着を直前まで着ておいて回収してもらうことができます。便利なサービスなんですが、今年は暖かくて不要だったかもしれません。

今回、私はDブロックからのスタート。過去はHとかFだったので、今までで一番いい位置からスタートできました、半分よりちょっと前って感じです。同じようなペースの集団の中で走れると期待していたんですが、実際はかなり遅めのペースでちょっと乱されました。ただ、前半は我慢我慢という気持ちで無理にペースを上げないように自制しながら走ります。

京都マラソン、いつもですが応援がありがたいです。ハイタッチしたい気持ちもあったんですが自分のペースを守るのを優先です。

前半は結構のアップダウンがあります(2回走っているんですが完全に頭から抜けていました)。それでもほぼ予定通りのペースで走りました。

いよいよ後半、ペースを上げて行きたかったんですが、なかなか上がりません。 後から考えるともうちょっと頑張れたかなとも思うんですが、その時はちょっとペースを上げるのが怖くてできませんでした。 (コンディショニングのミスがありまして、それが心理的な障害になってました)

私のペースは変わらないんですが、多くの人は後半ペースが落ちてしまうのでたくさん追い抜いていきます。35kmからの5kmで400人ほど抜かさせてもらいました。

後半に体力を残しておくと精神的にも余裕があるのでいいですね。 ペースを上げるのは大変ですが、後半苦しくてペースが落ちるよりも充実感は高いと思います。

走り終えて

今回初めて、フルマラソン後に「次はやくレースに出たい」と思いました。 程よい疲れと、もう少し速く走れたかもという反省が混ざった感覚でした。

次の目標となるサブ3.5にはもう少しかかりそうですが遠くに見えてきた感じです。 やはり目標があるとやる気も出てくるものですね